棚卸は毎月しよう

商品在庫棚卸、原材料棚卸、備品棚卸を正確にキッチリとすることが、倒産しない会社のひとつの条件です。

しかし毎月実地棚卸をやっていない会社が実に多いのです。

だから「棚卸はなぜ必要か」という初歩の話からしなくてはならないと思います。

 

正確な原価(変動費)が出ず、粗利益率が出ない

 

不良在庫、紛失品がわからず不正が見つからない

 

だから利益改善の手が迅速に正しく打てない

 

だから、毎月、実地に、棚卸が必要なのです。

わが社は特殊だから、アイテムが多いから・・・出来ない理由をたくさん並べたて、できなくて当然というような担当者がいます。

その担当者の言い分を、丸呑みする経営者も少なくありません。

 

ある全国チェーン展開する大型カジュアル衣料小売店が倒産したいちばんの原因は、扱い商品の陳腐化と不良在庫の山です。

その会社の社長は、地域一番の売り場面積とそこに陳列された商品アイテムの豊富さを自慢していました。しかし開店当初は売り場が光っていましたが、4年、5年たち、古い在庫も展示された売り場は光を失ってしまい、いつしか客足も遠のき、倉庫には売れ残りがギッシリ。資金が回らなくなり、あっけなく倒産です。

その会社では、棚卸は年2回が精一杯。その2回の棚卸当日は、全店一斉に昼まで営業し、午後1時からスタートして深夜1時終了。こんな作業を毎月できるはずがないというのです。

しかしライバル店では、毎月どころか毎日実施している会社がいくらでもあります。店によって棚卸日をずらし他店から人的応援を出す、IT管理を徹底する、などの工夫は、実地棚卸をしなければ正確な利益がつかめないということが、末端まで徹底されているからです。

 

できない理由をあげてやらないのは勝手ですが、ランニング(生きた元気者の商品)、スリーピング(眠っている商品)、デッド(死んだ商品)在庫を区分して、それぞれに早く手を打てば、より儲かることはあっても、倒産はしないのです。

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